『黒田美貴さんを襲う新婚僧侶の何故?ストーカー事件はいつも結果論?』
- 黒田美貴(37)さん
- 新婚僧侶
- 来見佳典(29)
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- メディアの取材が進んで徳島のストーカーの存在を周囲に漏らす被害者のことが友人の証言として報じられている。
- 何故、警察に話をしなかったのか。警察なんて相談してもろくなことがないから、特に四国の警察は何もしてくれない?、警察なんて考えなかったのだろう。
- 「ストーカーの脅威は氷山と同じ」ということを肝に銘じるべきだ。その姿を見たときは既に足元には巨大な氷が迫っていて水面の下から襲い掛かろうと身構えている。ストーカーの不安を感じたらやることは最大級の防衛。命を守る行動だ。引越す。親元実家に帰る。
- 警察はその次だろう。警察官は多くは能天気で申告に捕らえる人は殆どいない。やるのは事務処理・事務的な対応・無軽快な加害者との接触。結果、相手は更に凶暴化して事件になる。警察は犯人を逮捕して一件落着。最初から犯人はわかっているので事務処理で済んでしまう。県警の事件解決1件が統計に追加される。被害者の無念に心を痛め、未然防止できなかった失点としてカウントする人は誰もいない。今までのストーカー事件から市民が学んだことはこんなものだろう。
- ストーカー事件において、警察は必ずしも味方ではない。敵方になる可能性も高い。そういう事件が多い。今回の松山・徳島170kmストーカー事件の要因には警察官への信頼が醸成されていないことがある。愛媛県警、徳島県警で自責の認識をもつ警察官は恐らく一人も居ないだろう。
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http://www.nikkansports.com/general/news/1488174.html
29歳の新婚僧侶が170kmストーカー殺人
[2015年6月6日9時39分 紙面から]
昨年12月に松山市のマンションで、住民の黒田美貴さん(37)の遺体が見つかった事件で愛媛県警松山東署は5日までに、殺人容疑で徳島市の僧侶来見佳典容疑者(29)を逮捕した。捜査本部によると容疑を認めており「徳島から松山に来て黒田さんを殺害し、その日のうちに徳島に戻った」と供述しているが、動機については語っていない。
逮捕容疑は昨年12月16日夕方から夜にかけて黒田さんの首を刃物で突き刺して殺害した疑い。
捜査関係者によると、凶器については「刃物は捨てた」と供述しているが、場所については二転三転している。2人は黒田さんの仕事先で知り合ったという。来見容疑者は事件発生前、「接客態度が悪い」などとインターネットに黒田さんを中傷する書き込みをしていたことから捜査線上に浮上。マンション付近の防犯カメラには、同容疑者の車が写っていた。一方、黒田さんは知人らに「ストーカーされているかもしれない」と話していたこともあるといい、捜査本部は事件との関連を調べている。
来見容疑者の父親は報道陣の取材に「愛媛に行っていたかどうかは知らなかった」と話した。浄土真宗本願寺派(京都市下京区)は、同容疑者は同宗派の僧侶とし「事実であれば厳正に対処する」と発表した。
寺の近所に住む男性は、来見容疑者について「態度も言葉も優しい坊さんだった」と話した。別の男性は「昨年末か今年の初めくらいに結婚したばかり。恋愛結婚だったと聞いた」と驚いた。170キロ離れた松山市での犯行に住民からは戸惑いの声が聞かれた。黒田さんの父親は県警を通じ「犯人に対して強い憤りを覚える。心から罪を償ってほしい」とコメントした。
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- 新婚の僧侶が殺人にいたる理由はいまだ解明されていない。
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